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「だまれ小娘!」「心の中の蛇口をひねろ!」「このしょうもない日常を洗い流すのだ!」 ![]()
爽快な作品です。三木ファンでも「今回はちょっと…」と評する人が多いのですが、それは鑑識眼が鈍いと言わざるを得ないでしょう。恐らく三木監督は『時効警察』で忘れられない女優となった麻生久美子のために、自らの集大成とも言うべき映画を作り上げたのだと考えられるのです。様々なキャラクターに過去の作品の名残が見え、また小ネタにもそれは現れていて、いきなり阿波踊りをし出す麻生久美子に『帰ってきた時効警察』第一話を思い起こし、その時の阿波踊りをベランダ越しに見て驚く別の家族のシチュエーションは本作で温水洋一が見事に引き継いでいます。そして出演者も岩松、ふせ、笹野、松重、森下、そして村松さんといったレギュラーメンバーに加え、「あれっ、この人ってチュッパチャップスさん?」等々。それに加瀬亮「ガス」はきっと『時効警察』のオダギリジョーの路線を踏襲したものと思うのです。
それでも麻生久美子を主役に据えたことは功罪ある所ですね。主人公のハナメは見たことのあるものしか信じないくせに、折れた釘の価値は信じていて「河童のミイラがある」と聞いたら興味津々。こういう自己矛盾を抱えた「ちょっとイヤな女」という感じが麻生久美子の元気いっぱいのキャラからは出てこず、その点は上野樹里や蒼井優の方が上手く物語世界にフィットしていた様に思うのです。でもまあ、麻生久美子でなければ唐突にブルース・リーばりにヌンチャクを振り回したり「ボンディヤーダボンディヤーダ」と何とも言えない歌を唄いながら水を撒いたり出来ないのですが。それでも「黒くて可愛いもの」の骨董店を始めた辺りで彼女は一皮むけ、インスタント沼を作るのに尋常ならざる情熱を注いでそして最後は「主」を目の当たりにする。信じてなかった「縁起物」としての招き猫が彼女の元に返ってくる。それは父母から学んだ「信ずる者は幸いである」という人生訓。折れた釘を認めてくれた人に300円で渡せるようになったわだかまりのなさ。彼女の心の中の蛇口はひねられ、変な意地みたいなものが洗い流されたのでしょう。だから最後の叫びは説教臭いのにもかかわらず爽快なのです。まだまだ書きたい物事は存在しますが、私も心の蛇口をひねって洗い流しましょう。快作です。
〈追伸〉「よろしくお願い島津藩」は2回とも爆笑しましたが、冷静に考えたら薩摩藩はあっても島津藩なんて存在しないのですね。
今から楽しみ(^ω^) ![]()
この作品
大好きです(^ω^)
宿題の感想文に
書くくらい
大好きですww(^ω^)♪
メチャクチャ前向きなメッセージを盛り込んだ作品で、
観終わると
かなり前向きに
なれます(^ω^)♪
今回も
小ネタ満載で
笑いっぱなし!!
三木聡ワールド全開です!!
ラストは
あ然とします('∀`)
三木 聡監督ファンでよかった ![]()
麻生久美子のコメディエンヌぶりを楽しむ映画です。そのハジケっぷりが可愛い。
胡散臭い『本当の父親』が現れたり、パンクロッカーが近寄ってきたり、展開も人物も三木監督ならではの“ナンセンス”な人たちばかり。
そして、明るくて前向きなストーリーやテンポのよい展開に、三木監督らしいネタの数々に終始笑わせてもらいました。でも結構と心に刺さるメッセージがあるんです。
ひと癖もふた癖もある人々にもまれて、うだつのあがらない日常を刺激的なものに変えていくという主人公ハナメの気持ちの変遷が、さわやかな印象を残します。ラストはファンタジーも入ってましたしね。
p.s. 落ち込んだ時でも「とにかく水道の蛇口をひねるのだ!」 観れば分かります。(笑)
封入特典の『インスタント沼』完全攻略本の中身が気になるぞ。それだけでもDVDは買いかも。
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