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本書は、2人の新進気鋭の経営学者が「一橋ビジネスレビュー」誌での連載をベースに経営戦略に関する論理を平易に解説しつつ、戦略論の見地から本邦企業の問題点を体系的に分析するとともにその解決策を提言した実用書であり、理論へのアレルギーの強い経営者や実務家はもちろん、断片的な理論の学習に終わってしまっているビジネススクールや関連学部の学生などにもぜひ読んでもらいたい1冊である。
従来の経営戦略の専門書のわかりにくさを解消するべく、本書では、全体像と個別の理論の関わりが非常にわかりやすく描き出されている。具体的には、企業の「内」「外」ならびに「要因」「プロセス」の2つの分類軸を用いて、既存の主要な戦略理論を、ポジショニング、資源、ゲーム、学習という4つのアプローチに分類して整理したうえで、日本企業の実例を題材にした議論やエクササイズを効果的に盛り込んで体系的な学習および理解の促進を図っている。
豊富な国際経験をもつ著者は、日本における実践の裏づけのない安易な理論の学習や研究の氾濫に警鐘を鳴らすとともに競争原理の導入による本邦大学の経営学教育のレベル向上を果敢に進言する。外部から眺めているだけでは経営の問題の本質など見抜けるものではないが、企業との接点のない読書家が教壇に立つことを長く許容してきた日本の経営学の世界は、本場米国の学識者には理解し難いものだった。著者のような正統派の本邦教職者の活躍が切望される。(徳崎 進)
バランスの良い競争戦略解説書 ![]()
競争戦略論について、とてもわかりやすくまとめられた一冊です。
戦略論については、多くの学者や実務家がさまざまな形で説明していますが、本書では、企業の「内」と「外」という軸、そして「要因」と「プロセス」という2軸をかけあわせた形で戦略論を整理しています。
前半では「ポジショニング・アプローチ」「資源アプローチ」「ゲーム・アプローチ」「学習アプローチ」に各1章を割き、丁寧に解説しています。それぞれの章では、身近な事例や実際の企業の事例を盛り込んで解説されていて、とてもわかりやすいです。
また、後半では「複眼的戦略アプローチの応用」ということで、前半で紹介された4つのアプローチは排他的なものではなく、それぞれをバランスさせて考えることが説かれています。また、前半では事業戦略について説明されていましたが、後半の1章を割いて全社戦略についても説明があります。最後の章は「日本企業の問題と戦略の重要性」として、日本企業が抱える戦略的課題について説明しています。
既に何らかの本で戦略について勉強したことがある人には既知の内容ばかりかもしれませんが、一冊の本でポジショニング・アプローチと資源アプローチなどをバランス良く解説している本はたくさんあるわけではないので、頭を整理するには良い本だと思います。また、解説に癖がないので、初めて戦略論を学ぶ人にも適した一冊と言えると思います。
頭の中の整理に! ![]()
特段新しいことが書いてあるわけではありませんが、2つの軸を使って既存の理論を4分類することで、頭の中を整理することができます。『個々の理論自体は知っていても、体系立った理解はできていない』という方におススメします。
競争戦略の理論を学ぶ人のオリエンテーション(または総まとめ) ![]()
世にあまたある競争戦略の理論を二つの軸を使って4つに分類し整理して
みせた本。著者らの研究成果に基づいた主張という要素は少ない。
ビジネスの経験が少しはあって、何かのきっかけで体系的に戦略論を学ぼ
うという人、あるいはすでに何冊かの本を読み終え、一定の断片的な知識を
インプットしているが、なかなか実戦でうまく使えない、仕事仲間との議論
がかみ合わなくて消化不良に終わる人など知識がうまく体系化されていない
人などがざっと目を通すと、その先の見通しがうんとよくなる・・・そんな
本です。
推薦!初学者向きに書かれた戦略論の入門書 ![]()
2人の若手学者が論争して書いた戦略論の入門書である。ラーメン屋の例等で大学生の興味を引こうとしている点は、読者の評価にお任せする。
しかし、ポーター等の外国の学者の理論をそのまま受け継い述べるより、著者が試行錯誤して読者の理解を深めようとしている点は高評価したい。さらに「内ー外」と「要因ープロセス」の2軸で戦略論を分類した試みは画期的である。今後の活躍を期待できる。
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座右の書 ![]()
参照項目が挙げられている項目が多く、次々に読み進むうちに理解がより鮮明に。「読める辞書」としても使えます。使い易いので少し気になったことも調べようという気になります。定義・説明は簡潔。使うほどに知見が高まっているような錯覚(?)があります。
優れた辞書だ。が… ![]()
経済・金融を学び始めた学生時代に購入し,いまだに活用している。経済学には,「英語ではどう表現するか」を考えると語句が理解しやすく,また,英語圏の良い文献を読もうとするならそれは必須であろう。欲をいえば,もう少し現実的な事象とも関連させてくれたほうが,分かりやすい。日本では,一般的な日本語で無理に経済用語を組み立てようとしている節があるので,想定される利用者層にあわせて,誤解を招かないような工夫がほしいところもあった。
手元に置いてすぐ調べられる ![]()
経済ニュースや記事を読んでいて、経営や財政、関係する法律等の用語の正確な意味を知りたいことがよくある。そんなとき本書は、机の上に置いておいて、すぐ手にとって調べるのにちょうど良いサイズにまとまっている。経済学の用語も多数載っており、定義を確認したいときなどに便利。
大半の用語に英訳が付されているのも良い。欧文索引から英和辞典的に使うこともできる。第3版から使っているが、重宝している。
有斐閣経済辞典 ![]()
この辞書は「経済用語の国語辞典」というコンセプトである、大きさがコンパクトな分決して内容が詳しいわけではない、しかし経済学に関する辞書は総じてかなり大きなものばかりで、持ち運ぶことのできるものはほとんどなかったように思われる、その中でこれは辛うじてながら持ち運びも可能であるという点ではなかなか優れたものであると思う。またこれは端から経済学部の下級生やその他の経済学を学ぶ人も対象にしているようなので、そういう人たちにも使いこなせるようになっており実に大衆的な裾野の広い辞書である。また原書のテキストを使うことの多かった私としてはこの辞書に付設されている「欧文索引」はとても便利なものでありました。
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経営用語辞典 (日経文庫) |
会計用語辞典 (日経文庫) |
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国民を守る気など毛頭もない ![]()
身も蓋もなく自分の考えと感情を言葉にしている。著者は、戦場でしか友情や信頼を感じることできない不幸な人。戦場でなくても人間のすばらしさはいくらでも経験できる。知らないだけだ。戦場での友情を強調しながら、負傷者は救援しないと明言する矛盾。国民を守る気など毛頭もない。知的能力も身体能力も高いが、肝心のことがわからない厄介な人。政治家でも軍人でもこういう人が一番困る。害が大きい。
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