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基本書にふさわしい本 ![]()
よく「Rubyを深く知りたい方向けの本」などと紹介されたりします。これは誤解を招く紹介です。本書にトリビアや無駄な知識はほとんどありません。Rubyプログラマにとって常識たるべき事項が驚くべき濃度で凝縮されています。
本書の対象読者は脱入門者〜中級者です。入門書を読了し,リファレンスを引く力を持っていることを想定しています。もし前半で躓いてしまうようなら,入門書を読み直してから本書を読んでみてください。
この本の見所は後半,特に第6章〜第8章です。これらの章はRubyの動的な機能について網羅的に解説しています。何度も読み返す価値のある章です。高度な解説書や他人の書いたRubyプログラムを読むための足がかりになると思います。
本書は言語の解説にとどまりません。
・「〜のように書くべき(書くべきでない)」
・「よりエレガント」
・「より効率的」
・「〜な時に便利」
・「多くのRubyプログラマはこのように書く」
・「よく見られる」
このような表現を随所に見ることができます。Rubyプログラムをよりエレガントに書くための指南・示唆がちりばめられています。腕を磨きたいRubyプログラマにもお勧めできます。
Ruby1.8とRuby1.9の解説が併記されています。Ruby1.9に乗り換えた私にとっては非常に有益でした。逐一バージョンを示して書き分けられており,混乱する程ではありません。
rubyマスターになるために ![]()
The Ruby Way 第2版を持っているので、内容もかぶりそうだし、いらない
かなと思っていて、ここの書評でもあんまりいいように書いてなかったので遠慮
していたが、書店で立ち読みして、内容に興奮して購入し、素晴らしかったので
レビューを書いている。
2年以上rubyに関わっていたが、この本を読んで、いかにあやふやなまま
rubyプログラミングを行っていたかを痛感させられる。
例えば-7/3がCやJAVAでは-2でrubyだと-3を返し、そのためrubyでは、-a/bが
-(a/b)と一致しないということやx**(1/4)は1だがx**(1.0/4.0)だとxの4乗根
が計算できるなど、驚きの連続だ。
文と制御の説明が終わるまでに、ほぼ本のページの半数を使用している。
経験的にsortなどに渡すブロック内でreturnするとなぜか結果が変に
なるということを知っていたが、この本をよんで、なぜブロックでreturn
してはいけないかということが解かり、めちゃくちゃすっきりした。
他にもあまり説明されていない例外について、例外中に例外が起きた場合
など細かいとろまで説明されていてありがたい。
制御文の章の後は、
6章メソッド、proc、lambda、クロージャ
7章クラスとモジュール
8章リフレクションとメタプログラミング
というrubyを使用したオープンソースを理解するためには必須の知識。
逆に標準ライブラリに関してはriで調べればすぐわかるよねということで
riに関する説明があったり、rubyプラットホームの章でざっと流す程度。
正直去年の私では、細かい情報が多すぎて、しんどくなって読めなかったかも
しれない。
rubyを極めるためには必須の1冊。
鬱にされる鬱然たるRuby教科書 ![]()
C言語教科書のバイブルであるK&Rを見本にしたと、前書きに書かれている。内容もそれに相応しい。見識が高く、鬱然たる学殖が傾けられている。とくにRuby 1.8と1.9を同時に学ぶには現時点で最強の一冊ではないでしょうか。
しかし、肝心の1.8と1.9の異同がこの本を読みにくくしている。1.8のある手法を詳しく説明して納得させてから、次の段落でこの手法は1.9では使えなくなると断る、そういう箇所が点在しているので、本当に悩まされ、迷わせられた。
その一方、思考の切り替えが上手の方、つまり1.8と1.9を割り切って考えられる方ならこの本の真髄を満喫することが出来るでしょう。うらやましいかぎりだ。
私にとって、可愛いRubyがあの『女王の教室』の女教師に豹変した厳しい一冊でした。
For Rubist ![]()
この本は、Rubyを細部まで紹介していて
「Rubyは既にある程度知っていて、Rubyを奥まで知りたい。」
という方向けの本です。
ただ、正直、まだRuby初学者にはお薦めできません。
理由は、
1. すらすら読みにくい。
2. 他のRubyの本とくらべ参考書(の記述のされ方)が重い点です。
内容は、1.8と1.9の間で、まだまだ揺れているRubyがよく描かれています。
(結構な頻度で、1.8,1.9の話が間間に挟まれます)
この本のオビにある通り、今の和書の中でRubyを詳しく知るのであれば
この本くらいの細かさが必要ですし、必要な人もいるでしょう。
しかし、逆に「楽しいRuby」くらいの入門書の次に読む本としてはあんまりという印象です。
Rubyを普段から使っていない人は、もっと気楽に読める本をお薦めします。
Ruby逆引きハンドブック |
Rubyによるデザイン・パターン |
初めてのRuby |
実践 Rails -強力なWebアプリケーションをすばやく構築するテクニック |
まつもとゆきひろ コードの世界‾スーパー・プログラマになる14の思考法 |
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