アメリカ・カナダ・オースト Search アメリカ・カナダ・オースト アメリカ・カナダ・オースト アメリカ・カナダ・オーストビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
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by ジェームズ・C. コリンズ ジェリー・I. ポラス Search ジェームズ・C. コリンズ ジェリー・I. ポラス ジェームズ・C. コリンズ ジェリー・I. ポラス
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企業の使命として株主への利益還元がさけばれて久しい。しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として1に顧客、2に社員、3に地域社会、最後にようやく株主という基本理念を掲げる企業がアメリカの経営者から尊敬を集めているのも事実だ。
本書は、アメリカの主要企業のCEOから採ったアンケートによって選び出された18社の歴史に対する6年間の調査から生み出されたレポート。企業を組織する人間が企業内に活力を生み出すのは、カネでは計れない動機づけにあるというシンプルな「真理」が、ライバル企業と比較された各社の資料、エピソードから浮き彫りにされる。著者の1人であるコリンズはコンサルティングも手がける大学教授であるためか、随所に抽象化された概念と企業が取るべき方策が図を合わせて示される。しかし、経営指南よりも、世界を代表する大企業の決断の歴史が斜め読みできる魅力の方が大きいだろう。(青木 明)
Customer Reviews:ビジョンの重要性 
『エクセレント・カンパニー』では「優良企業」のKSF(Key Success Factor)を定義したのに対して,本書では別の角度から,すなわち「ビジョン」をもつ企業が「優良企業」であるとして,その企業を「ビジョナリー・カンパニー」と呼びます.
小手先の戦略論を振り翳し利益市場主義に走る企業よりも,素晴らしいビジョンをもちそれを組織の隅々にまで浸透させる企業の方が,持続的な競争力を備え結果的に収益率が高いことを,GE,HP,IBMといった優良企業を取り上げて実証します.
さて,当時「エクセレント・カンパニー」や「ビジョナリー・カンパニー」と称された優良企業の中には,現在では輝きを失ってしまった企業もあります.しかし,本書が『エクセレント・カンパニー』と比し今尚有益なのは,当時の「エクセレント・カンパニー」が淘汰されたのはKSFが変わったためであり,当時の「ビジョナリー・カンパニー」が淘汰されたのはビジョンを守り通すことができなかったためだからです.ビジョンの重要性は当時も現在も変わりはないでしょう.
カルト的熱狂 
ビジョン(基本理念)を明確にして,そのビジョンを持続できた企業が
生き残っているという調査結果は,痛快でおもしろい。
また宗教にも似たカルト的な熱狂が会社の躍進を支えることにも納得だ。
経済発展著しい経済を支えるインド人や中国人と比較して
今の日本人に欠如している最も大きな要因がこの熱狂ではないだろうか?
この本には日本企業としてソニーとケンウッドしか登場しないが
不況の今こそ,どなたかに日本人によるビジョナリーカンパニー日本版
を作成して頂きたい。
偉大さの持続 
GreatなカンパニーとGoodなカンパニーはどこが違うのか を徹底比較することから、
GreatなカンパニーがGreatである所以、原則、そしてそこから得られる教訓を探る一冊。
徹底した調査から、抽出された教訓はためになるものばかり。
しかも役職によらずに、すぐにでも実行できるものばかりだ。
中でも特に強調されているのが、「基本理念の徹底」。
「基本理念」ではなく、「その徹底」こそが大切だと解説している。
たしかに、口だけの会社では人は動かない。
全てが具体的な例を交えて解説されているため、とても説得力がある。
GMがGoodの方に分類されているのも面白い。
評判に違わぬ名著でした。
生涯の一冊。読まないことがもったいない。 
最初にこの本を読んだのは、NY大学のMBAコース在籍中に「リーダーシップ」のクラスで指定されたからです。もともとこの本は企業経営に関するビジネス書なのですが、その内容は個人、特にリーダーシップを発揮する人に必要なエッセンスもふんだんに込められているからです。この本が言うように、本当にいい企業にはビジョンがある。そしてそのビジョンを具体化する様々なメカニズムがある。例えば、試行錯誤による新しいことへのチャレンジなどが実例とともに挙げられています。そうしたこと、つまりビジョンを持ち、試行錯誤でいいから新しいことに挑戦し、そして自己を改善し続ける、それは個人にとっても、重要なメッセージだと思います。
メルク社が短期的な利益が得られないのに戦後の日本にストレプトマイシンを普及させたこと、ソニーが設立当初に作った炊飯器の試作品が失敗作だったことなど、逸話も満載で読み物としても面白いです。まさに生涯のうちに一度は読むべき本であり、読まないことがもったいないくらいだと思います。(青木 武 グローバルリサーチ研究所)
経営学ここに極まり 
経営に関する本には、実務家が書いたものと、学者の書いたものがあるが、
この本は後者である。
(著者は実務家であり学者である。)
よって、実務家がその経験から得た心証をもとに、
考えを一般化させたような内容ではない。
この研究のために何年にも渡るプロジェクトを組み、
膨大な資料をもとに深い分析を行い結論を導いている。
なによりこの本の抜きんでているところは、
その研究過程を明確に示しているところだろう。
どのような問題意識のもと、どのような資料をどこから入手して
それをどのように分析したのか、そしてどうしてその結論になるのか、
について詳細に記しており、
また、当研究の限界や批判にも触れているところは、
ビジネス書としてだけでなく、
学術論文としてもすばらしい内容であることを表している。
(自論の批判にまで言及するビジネス書が他にあるだろうか)
もちろん、この研究は、研究室の中だけで行われたわけではなく、
いくつもの企業においてテストされており、
そのフィードバックも示唆に富んでいる。
したがって、ビジネスマンのみならず、
社会科学系の学生にも読むことを勧めたい。
まさに、10年後の私の本棚に残る一冊である。
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