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火怨〈下〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫)

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火怨〈下〉―北の燿星アテルイ (講談社文庫) by 高橋 克彦 価格: ¥ 820
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Customer Reviews:
高橋克彦ワールド全開の名作
高橋克彦という人物は最初に読んだ本によって読者それぞれが抱くイメージが大きく異なり固定観念になり得る危うい文筆家だと思う。

ご本人は「SF作家のつもりです」と仰る。現実にはミステリー、歴史物、SF、更には歴史に絡むミステリーやSFなどジャンルなど存在しない特異な作家。

私が初めて高橋克彦という作家を知ったのは20年ほど前に「写楽殺人事件」だった。以来「○○殺人事件」というタイトルで著名な浮世絵師や画家の名前が入った作品を多く読んだ。
写楽とは誰か?ゴッホの死の謎とは?など恐らく膨大な資料を紐解き筆者なりに導き出した答えであり自然に紐解いた当然の帰結なのだろうが凡人には驚愕の内容ばかりだった。

そして「私の骨」に出会い「龍の柩」に出会い「ドールズ」に出会い本書に出会った。

私は本書のラストにこそ高橋克彦という人の想いや性格など全てが注ぎ込まれているように感じた。
高橋克彦らしい悲劇的な結末で男臭く作中登場人物の慟哭を感じさせずにはおかない。

高橋克彦という作家は様々な偏見や誤解を招く作家だと思う。
小松左京の想像力に学者のような緻密な検証力を併せ持つだけに書いた物が事実に見えてしまう危険性を孕む。
だが、それを信じるか信じないかは読者の自由だ。
だから偏見なしに自由に読み感じて欲しい。

登場人物が格好良すぎる点と女にもて過ぎる点が些か癪に障るが。

感動!
宮城出身ですが、東北人として岩手の歴史や文化、また先住民である蝦夷に興味が湧いて仕方ありません。
後に読んだ高橋氏著の「天を衝く」なども同じパターンではありましたが、一個の人として共感しました。私自身が古風(現代の風潮が苦手で煩い街は嫌い、緑がないと詰まる…etc.)なせいか、やはり自分たちの土地や自然を愛する心、誇りをもった蝦夷に憧れます。そこのところ実際は誰にもわからないことですが、侵攻してきた大和に対して勇敢に戦った蝦夷の戦闘能力や持久力(食料、兵力、武器製造力など)は事実上相当に優秀であったという点において、東北を日本文化の先駆けとしても読み取ることができるのではないでしょうか。

大河ドラマを見ているようでした。
面白いと思います。
でも、私は蝦夷やアテルイについて知りたくて買ったので
そういう意味では面白くなかったかな。
奇襲攻撃や戦略についての話が多過ぎてちょっと飽きました。
もっと蝦夷の人々の文化や暮らしが盛り込まれているのを期待してたから。。

この本は。。。男の子が読むと好きそうかなあ。
残念ながら私はクライマックスに近づくにつれて、冷めていってしまった。
「男気あふれる」といえば聞こえはいいけど、
途中から突っ込みどころ満載です。
「そんなこと、私は上巻から気づいてたわよ!何を今さら!?」みたいな(^^;
そんな事でアテルイは苦悩。

作者は映像化される事を前提として書いているのか
それともこういう作風なのか、著者の本はこれが初めてなので解らないけれど、
個人的にはあまりのドラマチックぶりが白々しくて逆にリアルさを欠き物足りない。



辛口な事を書いたようですが、面白いとは思うし
歴史小説苦手!って思ってた私がスラスラ〜と読破出来たので、星3つ。
どっぷりハマれる熱い男性向けかな!?(^^

栄枯盛衰
あれほどの威力を誇り、飛ぶ鳥を落とす勢いの組織にも、壊滅は起こりうる。ハンニバル曰く『どんなに繁栄した組織でも、健康体である身体を内側から蝕む内臓疾患のように、徐々に広がり、いずれは壊滅するのである』の良い見本。古今東西、歴史の輪廻は繰り返されている。

次々と倒れゆく仲間たちを前に、アテルイのとった行動には時代背景の差こそあれ、組織運営にはこれ以上ない良いヒントがあると言えよう。『組織は指導者の才能で左右される』のだ。

物悲しくも勇気付けられる本書は、自信がネガティヴになった時に読んでみると、活きる活力が沸いてくる。

素晴らしい本に出会った。

☆×10
こんなに感動して泣いたことはないと思います。
アテルイたちの最後の策の真意を知ったとき、涙がボロボロこぼれてしまいました。
後半はずっと泣きっぱなしでした。
言葉では上手く言えない。。。
ぜひ、たくさんのいろんな人に読んでもらいたいです。


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はまった
久々に本にはまった。 やばい。面白すぎる。 火怨〈上〉―北の燿星アテルイ 高橋 克彦 4062735288. 火怨〈下〉―北の燿星アテルイ 高橋 克彦 4062735296. 下巻買いに行かなきゃ。あー、以前やってた新橋演舞場でのアテルイ公演みておくんだった...otl.
http://sanju.interq.or.jp/~chey/blog/diary/archives/2005/09/post_627.html

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